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Just cozy space ~心地いい空間探し~

Y's design studio's Blog

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デザインより機能重視の方へ・・・

以前、「便器は日本製に限る??」 という記事を
ブログで書いたことがあります。

ただ、最近、タンクレスの便器も増えているので、
一概には言えなくなってきました。

タンクレスの便器の場合、やはり水圧の状況によっては、
水が流れにくい事例があるようです。

(特に、高架水槽の設置されていない中高層のマンションの
 中・上層階でこのような事例があるようです。)



先日、キッチンの水栓を日本製からアメリカ製のものに
交換したお宅があります。

以前、同じアメリカ製品を、マンションの3階と、戸建住宅の1階にある
キッチンのリフォームで、設置したことがあります。

そのときは、水の出に全く問題がありませんでした。



人気の高いアメリカ製の水栓
人気の高いアメリカ製の水栓



しかし、今回は、同じ製品にもかかわらず、
マンションの高層階(10階以上)で設置したせいか、
水量が、既存の日本製品に比べると、かなり少ない感じです。


水量が少な過ぎて生活できないということはありませんが、
水を多めに出して使われる方には、少し物足りない感じです。

(まぁ、地球環境にはやさしいし、シャワー水栓なので、
 シャワーにして使用していただければ、特に不自由は無い程度ですが。。。)


近年、築年数の浅いマンションは、中高層の場合でも
衛生面を考慮して、高架水槽を設置していないマンションも増えています。

その場合、上層階へ水を引き上げるには、かなりの水圧が必要になります。

物理的に考えても、下層階に比べて水圧は当然低くなります。

そういう場合には、上層階でアメリカ製の衛生機器類を使用すると、
水圧の関係から、水の出が悪いと感じるような場合もあるかもしれません。

(アメリカ製の便器は特に、もともと日本製に比べて
 流れの悪い製品も多いようです。)


特に、デザインより機能を重視する場合は、
それぞれの住戸環境を考慮し、製品を選ばれることをお勧めします。



* Y's design studio *

| 建築用語・知識 | 18:35 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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遮音規制と無垢フローリング

早いもので、もう8月ですね。

うっかりしていたら、すぐに年末になってしまいそう。。。


マンションにお住まいの方は、L-45とかLL-45などの言葉を
耳にされたことがある方も多いのではないかと思います。

これは、遮音のレベルを等級で表したものです。


多くのマンション規約で、フローリングの遮音についての規制があります。

厳しいところでは、フローリング自体が使用できないマンションも
稀ですが、あるようです。


無垢や無垢積層フローリングでは、遮音性能が確保できないため、
使用できないマンションもあります。

(厳密に言えば、確保できないのではなく、立証できる
 データが無いと言った方が正しいかもしれません。)

遮音レベルの規制がある場合、通常、遮音マットなどの
クッション素材のついた既製品の 「遮音フローリング」 を使うのが一般的です。



遮音フローリング
遮音フローリング(断面)



それでも、無垢や無垢の積層フローリングを使いたい場合には、
フローリングの下に、遮音や防音性能のある下地材を入れます。

(最近の二重床構造自体で、その性能が確保されている場合は不要の場合もあります。)



防音マット
LL-45の性能のある防音マット材



防音マット 断面
防音マット材 断面



「既製品の遮音フローリングでなければダメ」 という規制の厳しい
マンションも稀にありますが、通常は、このような遮音・防音マットを
下地材に使用するか、既存のフローリングの上に上貼りし、規定されている
遮音レベルと同レベルの性能が確保されれば、無垢のフローリングでも使用可能です。


無垢や無垢の積層フローリングを使用したい場合は、
マンションの管理組合に確認し、設計者や工務店さんに
相談してみてください。



* Y's design studio *


| 建築用語・知識 | 21:56 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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マンションの浴室サイズUP検討

先日ブログにUPしたリノベーションの時もそうでしたが、
先日、現場調査に伺ったお宅(マンション)でも、
「浴室(浴槽)を大きくできませんか?」 と言われました。


マンションの場合、新築販売時には、基本的にはユニットバスが
設置されているか、築年数が35年ほどの古いマンションになると
バランス釜の浴槽が設置されていることが多いです。

(以下、ユニットバスをUBと記載。)



バランス釜
バランス釜



既存がバランス釜の場合は、給湯部分さえ外部に出せる条件が整えば、
単純に考えて、バランス釜のサイズ分は大きな浴槽に変えられます。

(バランス釜からUBに変える場合は、この限りではありません。)


既存がUBの場合は、コストを抑えたり、躯体(コンクリート)の
梁や柱を避けたりしていることも多く、設置可能なサイズより小さい
UBが設置されていることもあります。

梁を避けている場合などは、UBを解体してみると、
周りにかなり余裕があり、一回り大きなUBを設置できる場合もあります。

(この場合、梁加工が必要になる場合もあります。)


特に、最近では、マンション用のUBのサイズが、
以前に比べ、かなり豊富になったので、サイズアップできる場合も多いのです。

(メーカーに依っては、5センチ刻みで、サイズが豊富に揃っています。)


柱を避けてある場合などは、在来浴室に変えて上手くプランすれば、
既存の浴槽より、20cmも大きい浴槽を入れられた場合もあります。


UBには、メーカーで決めている、「据付必要寸法」 と言うものがあり、
室内壁から下地の壁までは、片側で4~5センチほど(内、UB壁厚が
約1.5センチ)の距離がある場合が殆どです。

更に、給水・給湯の配管を、UBの壁の外側に立ち上げて壁から直接出すので、
躯体(コンクリート)の壁側に給水・給湯の立ち上がりがあると、そのスペースを
確保するために6~10cm程、スペースが空いていることもあります。


新築プラン時に余裕無く、きっちりプランしてある場合は、
基本的には、間取りを変更せず、浴室を大きくすることができません。

しかし、前述のように、周囲に余裕がある場合も多いので、
工事会社や設計者に、マンションの竣工図を見てもらったり、
ユニットバスの天井点検口から距離を測ってもらい、キチンと
検討してもらえば、浴室サイズUPも不可能ではありません!

(竣工図は、基本的には、マンション管理室に保管されており、
 住人であれば、誰でも閲覧可能です。)



* Y's design studio *


| 建築用語・知識 | 20:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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またまた講習会

先週は外出も多かった上に確定申告が重なり、
バタバタの一週間でした。。。

もっと早く確定申告を済ませたかったのですが、
結局、締め切りギリギリになってしまいました。。。



昨日は枠組壁工法(ツーバイフォー)の耐火建築物
設計・施工の講習に行って来ました。


講習テキスト
講習テキスト



内容は木造軸組工法の時とあまり変わりませんでした。

これで、防火地域の木造3階建以上or100㎡以上の住宅設計は、バッチリ!?です。


耐火建築物の講習を終えると、修了証が届きます。

前回受けた木造軸組み工法の修了証が先日届きました。


修了証
木造軸組工法耐火建築物設計講習修了証


昨日受けた講習の修了証は顔写真付きだそうです。



この半年で、3回目の建築関係の講習会を受講しました。

今年はあともう一つ、建築士の定期講習会を受ける予定です。



そう言えば、先日、免許証の書き換えも行って来ました。

ゴールドに復活したので、当分行かなくて良いのが嬉しい~♪



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| 建築用語・知識 | 21:28 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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木造軸組工法による耐火建築設計講習会

今日は午後から、木造軸組工法による
耐火建築物設計の講習会に行って来ました。



マニュアル
講習マニュアル



建築物が密集した都心部や、人や物が集中する中心商業地域などには
防災地域に指定されたエリアがあり、火災の危険を防ぐために、
都市計画によって定められています。

都内で防火地域に指定されている地域は、約22%もあるそうです。


防火地域では、階数が3階以上の場合や、
延べ面積が100㎡を超える場合には、耐火建築物を建てる必要があります。

※耐火建築物とは、室内や近隣周辺で起こった火災にも耐えて、
 崩落したり炎上したりしない性能を持った建築物のことで、
 建築基準法において、主要構造部(壁、柱、床、梁、屋根、階段)が
 耐火性能を満たし、更に、延焼の恐れのある開口部(窓やドア)に
 防火戸などの火災を遮る設備を設ける必要があります。


特に、防火地域にあたるエリアは、地価が高く、
狭小地も多いので、住宅を建てる場合は土地を有効活用し、
3階建以上の建物を建てられるケースが非常に多いです。


以前は、防火地域での3階建以上の木造建築物は建築できませんでした。

しかし、約6年前から木造枠組(2×4)工法での耐火建築物の建築が可能になり、
2年半前から、木造軸組工法での耐火建築物が建築可能になりました。

最近では徐々に、住宅のみでなく、中・大規模の
木造軸組み耐火建築物の実例が出てきているようです。


以前は、3階建て以上の建物は防火地域ではコンクリート(RC造)や鉄骨造でしか
建築ができず、価格が高いため、住宅の新築を諦めざるをえない方も
結構いらっしゃったのではないでしょうか。

住宅の場合、木造軸組工法では4階建てまで、RC造や鉄骨造との
混構造の場合には、RC造又は鉄骨造+木造軸組工法4階建て
までが可能で、
住宅以外の商業施設等の場合には、建築条件さえ満たせば、15階建以上の
木造軸組耐火建築物が可能なのだそうです。

(例:1階がRC造で2階以上が木造軸組工法の
   混構造住宅であれば、5階建の住宅が可能です。)


ただ、RC造や鉄骨造よりは安価でも、耐火建築物にするためには、
通常の木造軸組工法よりは1~2割程度割高になると考えられます。

また、防火地域に木造軸組工法で設計や施工をするためには、
建築士や施工管理者などは、これらの講習が必須
になるので、
まだ実際に設計できる建築士や施工会社は限られます。


現在計画中のクライアントのお宅が、都内の防火地域での
3階建て木造軸組(SE)工法で建築を検討中です。

もう少し具体的になったら、その過程をご報告できればと思います。



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