FC2ブログ

Just cozy space ~心地いい空間探し~

Y's design studio's Blog

2014年03月 | ARCHIVE-SELECT | 2014年05月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

アンディ・ウォーホル展・永遠の15分

先日、森美術館で開催中の『アンディ・ウォーホル展・永遠の15分』を観に行ってきました。



IMG_5299.jpg
アンディ・ウォーホル展



早い方々は既にGWに突入していたので、昨日は平日にも拘らず、少し混雑していました。

、、、、と言っても、並ばなければならないほどではなかったのですが。。。


アンディ・ウォーホルの作品自体は凄く好きなわけではありませんが、
この回顧展は、代表的なシルクスクリーンからフィルムまで、約400点もの
作品が一度に見られる上、私の好きなアーティストの1人、バスキアとの
コラボ作品も展示されていると言うことだったので、興味がありました。

作品の好き嫌いは置いておいて、彼の次々に既成概念を覆す革新的な作品には
正直なところ圧倒され、またその発想力の凄さには感銘を受けました。


彼の作品の特徴として、ひとつのモチーフで色んなバリエーションを作る点が
あげられますが、それはどうやら、アーティストの前に商業広告のデザイナー兼
イラストレーターとして働いていた頃からの彼のスタイルの様で、その頃は、
たくさん作った中からクライアントに好きなものを選んでもらっていたようです。

でも、そうするのは何だか理解できる気がします。

私も仕事でプランを作る際に、通常は『コレ!』と思える一番お勧めのプランを
提出するのですが、凄く冴えて『コレ!』と思えるものが複数できて、どうしても
絞れない場合は、複数のプランを提出する場合もあります。

彼も、最初は色々試行錯誤して色々模索(実験?)行くうちにひとつのモチーフから
沢山の作品が生まれ、どれも捨てがたいもので、それが彼の作風・スタイルとなって
行ったのではないかと思います。


今回、約400点もの作品の中で彼の作品とは思えない雰囲気の作品が幾つもあり、
中でも、小さなキャンパスに銅顔料を塗ったものに放尿して、その酸化によって
変化したものを作品にしたものがあり、それは言われなければ、ウォーホルが
そういう手法で制作したものとは、到底考えも及ばない抽象画のような作品でした。

他にも、数多くのセレブリティたちから依頼を受けて制作した注文肖像画のために撮った
沢山のポラロイド写真や、彼のNYのスタジオ『シルバー・ファクトリー』を再現して
体感できるスペース、年齢差があるにも拘らず、お互いに刺激し合った当時の
時代の寵児『バスキア』とのコラボレーション作品、晩年は絵画よりも魅了されて
精力を注いでいたフィルム作品、そして最後に、彼が影響を受けたり、大切に保存していた
私物資料約300点が『タイム・カプセル』として展示され、彼の多種多様な側面が
見て取れるよう、とても上手く構成された興味深い回顧展でした。


そして、もう一つ興味深いのは、彼は『ぼくの哲学』という本を出しているほど
沢山の哲学的な言葉を残していることでも有名ですが、その言葉が展覧会会場の
随所の壁に表記されていました。

面白い視点のものや、共感できるものからできないものまで
その沢山の『アンディ語録』の中でも私が一番心に残っているものが、、、



The most beautiful thing in Tokyo is McDonald's.

The most beautiful thing in Stockholm is McDonald's.

The most beautiful thing in Firenze is McDonald's.

Peking and Moscow don’t have anything beautiful yet.



東京で一番美しいものはマクドナルド。

ストックホルムで一番美しいものはマクドナルド。

フィレンツェで一番美しいものはマクドナルド。

北京とモスクワはまだ美しいものがない。



これは、彼のマクドナルド好きがよく現れている言葉だと思うのですが、
もし彼が今もまだ生きていたら『マクドナルド』が『スターバックス』に
取って代わることはあったのかしら・・・?なんて、思ってしまいました。


この見応えある回顧展は、5月6日まで開催中です。

まだ観ていない方は是非、テレビとマクドナルドを愛した天才アーティスト
アンディ・ウォーホルの素顔と、彼の頭の中のほんの一部(?)を
アウトプットした興味深い作品の数々をご覧になってみてください。



* Y's design studio *


スポンサーサイト

| 趣味・芸術 | 09:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

築45年の木造家屋の壁の内側は・・・

現在、築年数45年以上経過している古い木造戸建て住宅の
耐震絡みのリフォーム工事を行っています。

耐震工事の為、殆どの内壁のボードを剥がしたのですが、
その内壁の下から出てきたものは、、、、



真っ黒い断熱材!!! (グラスウール)



IMG_6812.jpg
真っ黒く汚れた断熱材



築年数45年以上の木造家屋だった上、下見に伺った際に確認した床下にも
断熱材が入っていなかったので、壁にも断熱材は入っていないと想定していました。

というのも、今まで、築年数40年以上の家屋も何件もリフォームしてきましたが、
床・壁・天井のどこにも断熱材が入っていたケースは一度もありませんでした。

(酷い場合は、築年数15年ほどでも床下には断熱材が入っていない物件もありました。)


ところが、全面の壁下と天井裏から真っ黒い断熱材が出てきたのです。

(グラスウールが入っていたことから、多分、建てた当初ではなく、
 一度リフォームされたときに入れられた可能性が高いと考えられます。)


今まで、戸建ての木造住宅の内壁のボードを剥がしたことは何十回もあり、
少し汚れた断熱材を見たことは何度もありましたが、ここまで真っ黒く汚れた
断熱材を見たのは初めてでした。

最初、余りの黒さのため黒カビだと思い込んだのですが、よくよく考えてみると、
築年数45年の風通しの良過ぎる古い木造家屋で、こんなに壁全面の断熱材が
カビで真っ黒くなるのはちょっと考え難いうえ、下地のボードは綺麗だったので
不思議に思い、断熱材専門の会社に確認してみることにしました。


すると、、、この黒い汚れは、『煤(すす)汚れ』と判明。


一度もリフォームされていない日本の古い木造家屋に一度でも住んだり、
泊まったりした経験のある方はご存知かと思いますが、マンションや
近年の新しい住宅に比べ、本当に風通しが良過ぎて、冬はとても寒いのです!!!

床下の換気口や隙間から入った風が壁を通って天井裏まで抜け、その際に、
道路や近隣からの塵や埃、煤が一緒に入り、断熱材が真っ黒くなるのだそうです。

でも、カビではないことが判明して一安心しました。


その後、工事も順調に進み、GW前にはお引き渡しが出来そうです。



最近、古い日本家屋を購入してリフォームする方もたくさんいらっしゃるので
予備知識として参考にしていただければと思います。

それにしても、築年数40年以上経っている木造家屋の場合、色んな想定をしていても、
解体をしてみると想定外のことが発覚することも多々あります。

でも、それも含めてリフォーム&リノベーションの楽しさ&醍醐味なのですが。。


(これだけ汚れて古い断熱材は、断熱材としては殆ど機能を
 果たしていないので、もちろん、交換することをお勧めします。)



* Y's design studio *


| 建築用語・知識 | 14:47 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。