FC2ブログ

Just cozy space ~心地いい空間探し~

Y's design studio's Blog

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

築45年の木造家屋の壁の内側は・・・

現在、築年数45年以上経過している古い木造戸建て住宅の
耐震絡みのリフォーム工事を行っています。

耐震工事の為、殆どの内壁のボードを剥がしたのですが、
その内壁の下から出てきたものは、、、、



真っ黒い断熱材!!! (グラスウール)



IMG_6812.jpg
真っ黒く汚れた断熱材



築年数45年以上の木造家屋だった上、下見に伺った際に確認した床下にも
断熱材が入っていなかったので、壁にも断熱材は入っていないと想定していました。

というのも、今まで、築年数40年以上の家屋も何件もリフォームしてきましたが、
床・壁・天井のどこにも断熱材が入っていたケースは一度もありませんでした。

(酷い場合は、築年数15年ほどでも床下には断熱材が入っていない物件もありました。)


ところが、全面の壁下と天井裏から真っ黒い断熱材が出てきたのです。

(グラスウールが入っていたことから、多分、建てた当初ではなく、
 一度リフォームされたときに入れられた可能性が高いと考えられます。)


今まで、戸建ての木造住宅の内壁のボードを剥がしたことは何十回もあり、
少し汚れた断熱材を見たことは何度もありましたが、ここまで真っ黒く汚れた
断熱材を見たのは初めてでした。

最初、余りの黒さのため黒カビだと思い込んだのですが、よくよく考えてみると、
築年数45年の風通しの良過ぎる古い木造家屋で、こんなに壁全面の断熱材が
カビで真っ黒くなるのはちょっと考え難いうえ、下地のボードは綺麗だったので
不思議に思い、断熱材専門の会社に確認してみることにしました。


すると、、、この黒い汚れは、『煤(すす)汚れ』と判明。


一度もリフォームされていない日本の古い木造家屋に一度でも住んだり、
泊まったりした経験のある方はご存知かと思いますが、マンションや
近年の新しい住宅に比べ、本当に風通しが良過ぎて、冬はとても寒いのです!!!

床下の換気口や隙間から入った風が壁を通って天井裏まで抜け、その際に、
道路や近隣からの塵や埃、煤が一緒に入り、断熱材が真っ黒くなるのだそうです。

でも、カビではないことが判明して一安心しました。


その後、工事も順調に進み、GW前にはお引き渡しが出来そうです。



最近、古い日本家屋を購入してリフォームする方もたくさんいらっしゃるので
予備知識として参考にしていただければと思います。

それにしても、築年数40年以上経っている木造家屋の場合、色んな想定をしていても、
解体をしてみると想定外のことが発覚することも多々あります。

でも、それも含めてリフォーム&リノベーションの楽しさ&醍醐味なのですが。。


(これだけ汚れて古い断熱材は、断熱材としては殆ど機能を
 果たしていないので、もちろん、交換することをお勧めします。)



* Y's design studio *


| 建築用語・知識 | 14:47 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT














TRACKBACK URL

http://ysdesignstudio.blog40.fc2.com/tb.php/234-b8e773a1

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。